ブックオフを買う大手出版社

 大日本印刷グループと、講談社、小学館、集英社の大手出版3社は13日、中古本販売のブックオフコーポレーションの株式計約31%(議決権ベース)を、筆頭株主の日本政策投資銀行系のファンドなどから取得すると発表した。出版不況の中、消費者の間で定着した中古本市場を取り込み、新刊本の販路活用や、店舗のノウハウ取得などを探るとみられる。

 株式取得は20日を予定しており、大日本印刷は議決権の7・17%を取得して筆頭株主になる。このほか、大日本印刷傘下の丸善と図書館流通センターがそれぞれ6・06%、4・19%を取得し、講談社、小学館、集英社は各4・66%を取得する。

 大日本印刷は株式取得の理由を「中古本を含む出版業界全体の協力・共存関係を構築し、業界の持続的な成長を実現させていくため」(広報室)と説明。近く同時に取得した6社とブックオフとの間で協議を始めるという。

 大日本印刷は丸善、図書館流通センター、ジュンク堂を傘下に収めたほか、今月には主婦の友社との資本・業務提携を決めるなど、相次いで出版事業の強化策を打ち出している。

 ブックオフは全国に1000店舗超(スポーツ用品販売など含む)を展開し、中古本市場を開拓してきたが、不正経理問題などが発覚して経営が悪化、政投銀系など2つのファンドが、それぞれ約15%ずつを創業者側から取得し筆頭株主となっていた。

以上、Yahoo!ニュースより引用


新刊本の販路活用ということは、ブックオフで新刊本が販売されることになるかもってこと?いや〜それは無いでしょう。どちらかとういと中古本販売大手の株主になることで、先鋭的な動きが無いよう監視する意味合いのような気がします。


でも本当はそんなことをやっている場合ではないよね、版元は。出版不況と言われて久しいけど、ブックオフなどの中古本流通市場が活発化したから出版不況になった訳ではない。もちろん逆風のところに合わせて雨が降ってきたという追い討ちをかけられた感はあるだろうけど。


本は紙の上に活字として載せる存在としての意義は薄れてきてはいるけれど、まだまだ無くならない。ただ出版社は活字としての本ではないところに主力を移して行くということに注力しないと、立ち行かなくなるのは確か。

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